感染症は、病原体(ウイルス、細菌、真菌、原虫)が体に感染し引き起こす病気で、脳炎、髄膜炎、肺炎、肝炎、胆嚢炎、腸炎などを発症し、全身の様々な臓器が傷害されます。
一般的なものとして、一時的な感染症であるインフルエンザや急性細菌性肺炎があります。
持続性のある感染症では、B型肝炎、C型肝炎、ヘリコバクター・ピロリ感染症など様々な病気があります。持続するものでは沈静化していても突然再燃するものに帯状疱疹や肺結核などがあります。
感染症は病原体により、感染する経路(空気、咳、くしゃみ、血液など)が異なるためまず的確な診断を行わなければなりません。手洗い、マスクなど、それぞれの対応について管理・指導が必要です。適切なワクチンを行うことで感染が予防出来、もし感染しても症状が軽くなることもあります。
渡航外来は、日本に少ない感染症でも、海外では多い感染症を予防するために、ワクチンや予防方法などを指導する外来です。
海外では、結核、マラリア、赤痢、チフス、黄熱、狂犬病、デング感染症(デング熱)などが多い地域があり、渡航地で発症せず、日本に帰国してから発症することが多いのが実情であるため、その感染の経路、感染予防などの知識や対応方法をしっていることが大切です。
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